あずまボウル 対日本大学 悔しさを胸に、次代を担う戦士たち
2011年度 あずまボウル
11月27日(日)
会場:横浜スタジアム
「顔上げろ!」。試合後、涙にくれる選手たちに主将・鵜沼の檄が飛ぶ。甲子園への道を切り開くことはできなかったが、やれるだけのことはやった。夢の続きはまた来年。”常勝軍団”トマホークスの新たな挑戦が、また始まる。
試合結果
トータル試合結果
17 | 0 | 1Q | 10 | 27 |
---|---|---|---|---|
17 | 2Q | 3 | ||
0 | 3Q | 0 | ||
法政大学 | 0 | 4Q | 14 | 日本大学 |
選手コメント
WR 松永選手
―今日の試合を振り返って
ほんとに自分のせいですね。4年生にすみませんとしか言えないです。
―日大の印象は
個人のスキルは高くて、いつもの日大と違って雰囲気も良くて今年の日大は去年とは違うと思いました。
―どういう対策をしてきましたか
戦略はいろいろ練りましたね。いいプランは出てたんですけど、それを実行できなかった、実行力が足りなかったのが問題かなと思います。
―警戒していた選手は
ライバルというか二高出身で栗田君っていう選手がいたので、意識してたんですけどなかなか出てこなくて…。キックの時ぐらいしか出なかったんでちょっと残念でした。
―来期に向けて
自分たちレシーバーが結構残るんで、レシーバーが引っ張っていかなきゃいけない。あと個人的にもチームを引っ張ろうかなと。自分がチームを引っ張らないと。(精神的にですか)はい。今日の試合、自分のせいで負けたんでリベンジしたいです。
RB 池田選手
ー今日を振り返って
OFとしては、いろいろ考えてきたことがしっかりできたので、反省という点で振り返れば良い試合だと思います。でも、負けているので結果がすべてという感じですね。
ー戦術、メンタルの部分での準備は
2週間間以上前から日大のことは意識していて、もちろんOFの選手たちはみんな日大のビデオを見て、どういうプレーをしてきて、どういうプレーをすれば効果的かとか意識していて、気持ちの面も最後の試合で、(ピークに)持っていくところなので、最後の一週間は日大相手に本当に気持ち入っていました。
ー実際に戦った日大の印象
強いですね。勝つことが難しいチームでした。
ー一年間を振り返って
結果が負けてしまったので、振り返れば後悔が出てくるんですけど、自分もそうですけど、周りの選手も成長できた一年だと思いますし、一年間が否定される結果になってしまいましたが、チーム全体としては成長できたし良いチームだったと思います。
ー今年の4年生は下級生からみて
自分のポジションで言うと、個人的に堀さんが選手でいる間に越えたかったです。OF全体としてみても、フットボールにストイックな先輩が多くて、一番近い先輩が本当に良い環境を作ってくれて、いつまでも見習っていきたい先輩方でした。
ーRBとして堀選手が大きな存在だったと思うのですが
目標だし、越えなきゃいけない存在だと思っているので、それができなかったことが個人として悔しいです。
ー来年へ向けて
本当に勝つこと、OFだったらTDすることに執着して、今日の日大との10点差、10点の重みというものを忘れないで、DFとの相乗効果で強いチームを作って関西行っても勝てるようにしたいと思います。
SF 浅瀬選手
ー今日を振り返って
結果的に力不足でした。
ー戦ってみて日大の印象は
前の試合とかのビデオを見てて、その通りの攻撃だったんですけど、実際にやってみると個人の力がすごくて、パスもランも止められなかったって感じですね。
ー今日見つかった課題は
DFは来年3年になる田中が主軸になると思うんですけど、今日の試合見てもそうですけど(田中に)負担が大きすぎるので周りの選手もサポートしていかないといけないですし、各ポジションの底上げがやっぱり必要ですね。
ー4年生に向けて
のびのびできたので、このいい雰囲気を作ってくれたのは本当にやりやすかったです。(下級生が)やりやすい雰囲気っていうのは来年も引き継いでいけたらと思います。
ー来年に向けた意気込み
DFで取られてしまったので修正をしたいです。OFも結構上級生が抜けるのでDFがカバーして、関東ナンバー1のDFにしたいです。
LB 田中選手
―今日の試合を振り返って
大事な所でミスが出てしまいました。
―去年の日大との違いは
去年と個人能力とかレベルはあまり変わらなかったように思ったんですけど、今までより最後までやったりだとか、声をかけたりだとか、そういう部分が出てきたからちょっと手こずりました。
―警戒していた選手は
やっぱりQB。足の速い安藤選手ですね。
―トマホークスの試合中のチームの雰囲気は
別に悪くなかったです。ただ、モメンタムがこっちに来ている時に、そこに乗り切れなかった部分でまだ雰囲気がチームが一つになってなかったのかなと思います。
―鵜沼さんから影響を受けたことは
取り組む姿勢がまず一番だと思います。
―来季に向けて
4年生を男にするのが下級生の役目だと思うので、その部分で今年は鵜沼さんを男にできなくて一番悔しいんで、その悔しさを持ってやっていきます。