秋季リーグ戦 対東京大学 前半で5TD!これぞ王者の品格!!
2011年度 秋季リーグ戦
10月22日(土)
会場:アミノバイタルフィールド
前節を辛勝したトマホークス。今日は東大との全勝対決となった。苦戦するかと思われたが、開始1分で2TDと好調なスタートを切り、3Qまで完封するなど高い集中力を見せてくれた。4Qには少しもたついたものの、56-9で大勝。前戦の反省を見事に改善した。
試合結果
トータル試合結果
56 | 21 | 1Q |
0 |
9 |
---|---|---|---|---|
14 | 2Q | 0 | ||
14 | 3Q | 0 | ||
法政大学 | 7 | 4Q | 9 | 東京大学 |
試合は序盤から大きく動いた。東大のキックオフをレシーブしたWR松永がそのまま走ると思いきや、WR吉水と交差した際にボールを渡すというトリックプレーを見せた。伊東はいっきに敵陣2ydsまで進み、最後はRB堀のランで確実に決めた。反撃に出たい東大だが、自陣22ydsでのファーストプレーでLB鵜沼にインターセプトされ出鼻を挫かれる。そのチャンスを逃さず、QB高島から伊東への15ydsTDパスが決まり、開始1分11秒で2TDを奪った。その後の東大の攻撃も、CB徳永のロスタックルなどでシャットアウト。10分19秒には高島からWR竹腰への28ydsTDパスが成功し、21-0で第1Qを終える。
第2Qに入っても勢いは止まらず、開始早々のパントリターンでWR松永が80ydsを独走。敵陣2ydsまで攻め込むと、高島からRB鈴木へのパスが成功し難なくTD。DFも奮闘し、一度は41ydsのロングパスを通されたものの、LB田中のタックルなどにより追撃を阻止。東大に一回のフレッシュしか許さずに、完封のまま35-0で前半を終えた。
第3Q最初の東大の攻撃で41ydsのパスが成功。ずるずると攻め込まれたが、焦らずに高い集中力を保った。最後には4thダウン4ydsでギャンブルにでてきた東大OFだったが、法政DFが踏ん張り、このピンチを脱する。7分45秒には、パントリターンでまたもやWR松永のランが炸裂。また、DL舘野がQBサックを決め、チームに更なる勢いを与えた。11分31秒にはRB堀の5yadTDランが決まり、49-0として第4Qにつなげた。
第4Qでは、東大に48ydsのロングパスを許してしまうと、勢いを止めることができずにTDを奪われてしまった。WR松永やRB鈴木のランでTDを取り返し、SF岸本が自陣8ydsでインターセプトするものの、その後の法政のパントキックの際にボールを弾かれてしまい、セーフティを取られてしまう。リズムをつかんだ東大は法政陣地の深くまで攻め込むが、最後はLB鈴木のタックルで東大の行進をストップし、56-9で試合終了。東大を下して勝利した。
前節の辛勝が嘘のように、力の差を見せつけ大差で勝利した今日の試合。1試合を通して高い集中力を見せてくれた。不安な点を挙げるのであれば、パスでロングゲインされる回数が目立ち、フレッシュされたほとんどがロングパスによるものであった。次節の慶応戦では今日の反省を生かし、更に強いトマホークスを見せてもらえるだろう。
監督・選手コメント
青木監督
―試合を振り返って
まだフルメンバーじゃないけど、前回失敗したので今回は内容をよくしようということで、気を遣いました。人の使い方だけ。気を遣えばそれなりにね。来週の慶大戦はだいたいフルメンバーが揃うので、頑張ります。
―慶大戦に向けて
QBがしっかり走ってくるので、それをしっかり止めたい。東大が同じようなプレーを使うんだけど、今日止められたので、もう少しそれを考えてやりましょうということです。
―リーグ戦も終盤ですが鵜沼主将に期待したいことは
もっとハードに、荒々しく。(それは気持ちの面で?)そうです。
LB 鵜沼主将
―試合を振り返って
一試合を通じてアグレッシブにいこうと。神大戦の反省を踏まえて、相手が玉砕覚悟で来たときに自分たちは受けにまわってしまってたので、自分たちが挑戦者という気持ちで仕掛けていくようにしました。後半集中が切れてミスが続いた時に、ビックゲインされることもあったのでそこを修正していきたいです。
―後半の失点について
3rdまで追いこんだのに、パスを通されることがあったので、そこが課題ですね。
―慶大戦にむけて
相手はランから入ってくると思うので、自分たちがしっかりそこを止めて、流れを作る。今回の反省を生かして、ワンランク上のプレーができるように頑張ります!
WR 竹腰選手
―今日の試合を振り返って
今日の試合はチームでアグレッシブにということを掲げていたんで、思いっきりやろうと思っていきました。
―全勝同士ということでしたが意識したことはありましたか
東大もうちにどうにかして絶対勝ってくるっていう気持ちがあったと思うんで、うちはそこに揺さぶられないでいつも通りのプレーをして、なおかつ先ほどもいったようにアグレッシブにいって先制することを意識していきました。
―ケガ明けということでしたが調子の方はどうですか
調子はもう大丈夫です。ただまだ上級生との差がまだまだあるんで、これからさらに詰めて練習していきます。
―アピールポイントを教えてください
どっちかというと欠点がないところです。全部アベレージって感じが自分のアピールポイントだと思います。
―今QBは高島さんと山口さんを使い分けていますが、OF陣の調子の方はどうですか
あの2人には信頼しきってますね。あの2人のクォーターバッキングに自分たちがついていこうと言って、パスを捕ったり、ランを走ったり、ブロックしたりという形でやってます。
―慶應戦へ向けて
まだまだ細かいミスとかあるんですけど、これから強敵なので思いっきりやってレシーバーで活躍できるように頑張りたいです。
DL 館野選手
―今日を振り返って
集中してプレーができていました。ただ完封という目標が達成できなかったです。
―4Qは少しもたついてしまっていましたが
詰めの甘さや油断がでてしまいました。
―ロングパスを通されてしまうシーンが目立ちました
DLのことになってしまいますが、ラッシュが足りなかったですね。
ミーティングで欠点を詳しく理解して、解決したいです。
―来週の慶應戦に向けて
東大戦のようなプレーが予想されるので、今日の反省を生かしたい。
完封して次へつなげられるようにしたいです。