春季オープン戦 法政大学VS専修大学
2011年度 春季オープン戦
5月15日(日)
会場:川崎球場
先週の上智との試合では、第4Qに悔しいTDを許してしまい完封勝利とはならなかったトマホークス。今日はその悔しさを胸に専修大学グリーンマシーンを迎え撃つ。
試合結果
トータル試合結果
55 | 14 | 1Q | 0 | 3 |
---|---|---|---|---|
20 | 2Q | 0 | ||
7 | 3Q | 0 | ||
法政大学 | 14 | 4Q | 3 | 専修大学 |
第1Qから流れに乗りたい法大は、笹尾の先制TDやQB高島のパスからRB池田のランでTDするなど、思い通りの攻めで14-0と相手を序盤から突き放す。
第2Qに入っても自分たちのフットボールを展開。パスを使ったプレイかと思うとランで攻めたりと、巧く相手の注意を反らす。この日DL小林などのQBサックが3度成功したことからもわかるように、LB鵜沼や田中といったDF陣も鉄壁の守りを見せ、専大OF陣に仕事をさせなかった。
しかし第2Q終了間近、法大にアクシデントが起きる。高島がサックに合い負傷退場してしまう。
攻撃の要を欠いたまま第3Qを迎える。QBは寺村や1年生の山口などが出場するも、あと一歩のところでミスが出たりと精彩を欠く。池田が足で相手を翻弄するも、WR松永のパントリターンTDでの追加点のみに終わる。
最終第4Q、41-0のまま完封勝利で終えたいところだったが、フィールドゴールによって前の試合同様、終盤での失点を喫してしまう。その後、池田・落合がTDを決め、55-3の大差でグリーンマシーンを撃破した。
今日の試合で再度見つかった課題を次戦以降の試合で改善し、さらなる飛躍を期待したい。(大石 翔太)
監督・選手コメント
青木監督
-今日を振り返って
今日も全部フルメンバーじゃなかったんだけど、今までそんなに頑張ってない子が頑張ってたんで良かったかな。今日取ろうと思えば80点から100点取れたんですけど、下級生を出したのでこのような試合になりました。
-特に注目している下級生は
24番の笹尾君がもっとペース上げてきたらもっと頑張れます
-高島選手や松永選手が試合中にケガをしたように見えましたが
大丈夫です。
-高島選手が負傷後のQBの出来はいかがでしたか
本当は山口君というエースがいて秋には出ますので、山口君と高島君が出場します。来年は今の子たちと一年生で良いQBが入ってくるので大丈夫です。
-次戦は南山戦ですが
南山はわからないんだけど、あの地域でのチャンピオン校なので是非頑張りたいと思います。
鵜沼主将
-今日を振り返って
出だしがもっとハードにいかないとダメですね。最初の勢いという面では相手の専修大学の方が上回っていたと思います。
-今日の試合での目標
勝つこと。その中でも相手を圧倒するような内容でいきたいと思ってました。
-第4Qでの失点について
TD取られなきゃいいっていうわけではないです。3点で済んだってところは先週より進歩したのかなとは思いますけど、完封と目標を掲げた以上は完封しないとだめですね。
-課題は
第1Qの最初と第4Qの集中力です。第4Qは勝負所でのつめが甘いので、そこを修正していきたいですね。
-次戦に向けて意気込み
DF面では完封。チームの目標は100%の力で相手を圧倒できるような試合をしたいです。
笹尾選手
ー今日の試合を振り返って
まだ目立つミスが多くあって課題が多く出た試合になったので、その点でまだ伸びるところがあるなと思ったのでこれからの試合も頑張っていきたいと思います。
ー課題とはどういう点ですか
自分はまだディフェンスの動きとかをゆっくり見ることが出来ないので、相手の体格だったり、細かい動きを見て先読み出来るようになりたいです。
ー2回TDを奪いましたが
一応TDは出来たんですけど、コース選びが良ければもっと簡単にTD出来たのでそこがちょっと気になりました。
ー監督が注目の選手に笹尾選手を挙げられていました
期待されてるところがあると思うので、そこはやっぱり期待に応えられるようにこれからもっと頑張っていきます。
ー今日はオフェンスで怪我人が3人出てしまいましたね
試合はまだまだシーズン後半まで試合があるんでそれまでに治して欲しいですね。それでやっぱりチームみんな頑張っていって、もしそれで治らなかったとしても、2本目の選手とかにも試合に出るチャンスがあるんで、はい。
ー次戦の南山大戦に向けて
やっぱり向こうのチーム強いと思うのでミスなくやることを目標にしていきたいと思います。