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【フェンシング】第72回全日本選手権大会(団体戦) 男子サーブル・女子エペ 男子サーブルは4年ぶりに決勝進出!警視庁にあと一歩及ばずも準優勝と健闘 女子エペは初戦敗退と悔しい結果に...

全日本選手権(団体戦) 男子サーブル・女子エペ
2019年12月22日
垂水中央運動公園体育館(鹿児島県垂水市)

2019年の最後を飾る全日本選手権(団体戦)。大会最終日には男子サーブルと女子エペの2種目が行われた。男子サーブルは、4年ぶりに決勝進出を果たした。20年ぶり2回目の全日本制覇を目指したものの、惜しくも準優勝。女子エペは初戦敗退と悔しい結果となった。

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今年度最終戦である全日本を準優勝で終えた男子サーブル団体

試合結果 

団体戦結果

種目出場メンバー試合詳細順位
男子サーブル 星野剣斗(営2)、小野大貴(文3)、山本真太郎(営2)、吉田多聞(営1) 2回戦○45-37慶大、準々決勝○45-31福井クラブ、準決勝○45-18日体大、決勝●31-45警視庁 準優勝
女子エペ 新井ひより(営3)、加藤有紗(営2)、鈴木詩(文1)  2回戦●18-45乙訓高 ベスト16

男子サーブル戦評 

 男子サーブル団体は、星野剣斗(営2)、小野大貴(文3)、山本真太郎(営2)、吉田多聞(営1)らが出場。関東学生選手権(関カレ)を制したメンバーが再び全日本の舞台で躍動した。

 初戦から慶大を45-37で下すと、準々決勝へ進出。準々決勝でも序盤から相手の福井クラブを圧倒した。6回り目で吉田が6失点と点差を詰められたものの、7回り目で山本が5ポイント連取と立て直し45-31と快勝。準決勝でも日体大相手に星野、山本らの活躍が光り、チーム総失点数はわずか18点と大差をつけ勝利した。

 20年ぶり2度目の全日本制覇をかけ挑んだ決勝では警視庁と対峙。これまで終始リードを保ってきたものの、決勝戦では苦戦を強いられた。1回りから2点差をつけられると、2回り目の星野も立ち上がりから連取を許した。「迷わないでいけ」と敷根裕一コーチからのげきに応えるように、その後立て直したものの、点差は縮まず。4回り目では吉田がこの回りで7得点と奮闘するも、試合は警視庁のペースで進んだ。その後も追い上げはかなわず、準優勝で大会を終えた。

 「大丈夫だ。前へ!」。試合の最中には常に敷根コーチがげきを飛ばした。「チームワークも初戦から決勝にかけてどんどん上がっていった」(吉田)と語るように、ベンチが一体となって優勝に向かって戦い抜いた大会だった。今年度最後の全日本の舞台は、男子サーブル陣にとって、「まだまだやれる」という飛躍の起点となったに違いない。(梅原早紀)

女子エペ戦評

 女子エペには新井ひより(営3)、加藤有紗(営2)、鈴木詩(文1)の3人が出場した。2回戦からの登場となった法大は、初戦で今年のインターハイ王者の寺山珠樹を擁する乙訓高との対決となった。今季チームの主軸として活躍を見せていた前田友奈を欠いた法大は、序盤から思うように得点を伸ばせず、大きくリードされる苦しい展開に。1回り目を2-11と大差をつけられて終えた法大は、中盤以降も鈴木が孤軍奮闘を見せたものの、18-45で完敗。初戦敗退という悔しい結果に終わった。(片山和貴)

選手インタビュー

山本真太郎(営2)

―準優勝おめでとうございます。今の率直な気持ちは
嬉しくもあるんですけど、決勝で上手く力を発揮できなかったのは悔いが残るところです。

―今大会を振り返って
このチームでの団体戦は関カレの時以来なんですけど、その時よりもチーム力も上がって、最初から最後まで雰囲気も良くできたと思います。

―特に準決勝では勝利に貢献する素晴らしい活躍を見せました
日体大の選手たちとは何回も当たっているので、回数を重ねるたびに研究して、その研究の結果が今日の試合に出たんじゃないかなと思います。

―決勝では警視庁との対戦となりました。チームとしての対策はありましたか
ほかの2人は普段から警視庁の選手たちと練習などをしていると思うんですけど、自分は警視庁の選手とは試合をすること自体も初めてだったので、自分はしっかり足を使ったりとか、自分のできることを出そうと考えていました。

―優勝すれば法大史上20年ぶりの快挙でした。優勝を目前にしたところでのプレッシャーなどは
記録自体はあまり知らなかったですね。

―地元鹿児島での大会となりました。期待や応援も大きかったと思います
とても心に響きました。

―決勝戦は普段とは違う雰囲気の中での試合となりました
会場や観客の人たちの応援も特別感があって、初めての経験だったので、とてもいい経験になったと思います。

―今季は昨年から大きくメンバーも入れ替わりました。
吉田選手と星野選手は海外遠征とかで出れる試合も少なかったんですけど、2人が出れないときは残っているメンバーで試行錯誤しながら、出れるときも2人に任せきりになるんじゃなくて、自分たちもできることをやろうという気持ちでやっていました。

―来季に向けては
まずは今回の反省を生かして、チームとしてもう一度基礎から作り直すというところと、今回の反省と収穫を踏まえたうえで目標をしっかり立てながら、計画を持って取り組んできたいです。

吉田多聞(営1)

―4年ぶりの全日本準優勝となりました。今の心境は
準優勝という結果はすごく安心したという感情もありますが、決勝で負けてしまって優勝まで届かなかったという悔しい気持ちの方が強いです。

―決勝戦を振り返って
法政は比較的若いチームだったので、強い気持ちで向かっていくだけだったのですがあと少し及ばなかったです。チームワークも初戦から決勝にかけてどんどん上がっていったと思います。チームワークとしては良い試合が多かったと思います。

―自身のプレーを振り返って
自分は一年生として、先輩方と戦ううえでチームに勢いづけるようなプレーが出来たらいいなと思っていました。一人ひとり自分の役割を果たすというか、チームとして本当に良かったです。

―今大会に100点満点で点数をつけるとしたら
50点です。目標としていた優勝というタイトルには届かなかったことが悔しかったです。その一方で自分の課題も見つかった大会でした。チームとしても、個人としてももっと強くなれると感じられました。収穫があって良かったです。

―今年度は吉田選手にとって大学入学など環境ががらりと変わったと思いますが、一年間を振り返ってみて
そうですね、今年度は本当にガラリと環境が変わって、慣れない時とか自分の思うようにいかない時期もありました。その中で、最後の試合(全日本団体)で気持ち良く終わることが出来て良かったと思っています。

―海外遠征や公式戦を経て収穫は
海外遠征に行くことで、海外の選手と自分にはまだ高い壁があるなと感じました。オリンピックレースにもこれから参加していくのですが、これから自分たちのような若い世代がどんどん伸びていかなくてはならないと思っています。東京五輪が近づく大事な時期に、経験をすることが大きな収穫になると思っているので、一生懸命頑張りたいと思います。

―最後に今後に向けて意気込みをお願いします
来年度は2020年で東京五輪が開幕します。自分もできるだけ多くの試合に参加して、少しでも成長につながるような結果を残せるよう頑張りたいです。法政大学では一年生として今年初めてこの環境に身を置いて、やっとスタートできたかなと感じています。これからどんどん飛躍できるよう頑張りたいと思います。

フォトギャラリー

  • DSC 4300 R今年度最終戦である全日本を準優勝で終えた男子サーブル団体
  • hoshino Rガッツポーズをする星野
  • yamamoto R初戦からフル出場の山本
  • yoshida Rアタックを仕掛ける吉田
  • arai R最後回りを務めた新井
  • kato R足元を狙う加藤
  • suzuki R1年生ながら奮闘した鈴木
  • hoshino2 R悔しさをにじませながら挨拶に向かう星野
 
 
 
 
 

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