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【先行限定公開】齊藤アルペンGS準V【スキー】

秩父宮杯、秩父宮妃杯第93回全日本学生選手権
2020年2月13、24~27日
秋田県花輪スキー場

2月13日、24日から27日にかけて日本一の大学を決める秩父宮杯、秩父宮妃杯第93回全日本学生選手権(インカレ)が秋田県花輪スキー場で開催された。法大は、男女ともに団体総合順位5位以内を目標に臨み、女子は齊藤実祐(社4)が3種目で入賞を果たすなどして、5位と目標達成。しかし、男子は点数を伸ばすことができず11位で今大会を締めくくった。※この記事は第250号(4月号)発行までの限定公開です。詳しくはこちら

悔しさをバネに絶対的エースへ

 前回のインカレでは入賞した種目もあればDNFになったものもあったりと悔しい思いをした齊藤が、今大会でエースとしての頭角を現した。
 まずSGで6位入賞を果たすと、GSでは2位、SLでは4位と全ての種目で好成績を収めた。しかしSGとSLに関しては「優勝を狙っていたので悔しい」と結果に満足していない。また、ミーティングでは「大エースらしくなってきた」と監督たちに太鼓判を押されていた齊藤だが、ここまで成長したのには二つの理由があった。

二つの理由

 一つ目は年末に遠軽で行われた合宿だ。近藤浩之監督によると、「安食(真治)というコーチといろいろやった結果スキー観が変わったというか、そこでグンと伸びて安定感が出て、実力が一段階伸びた」とのこと。そしてもう一つは、林鮎子(平30年度卒)の存在である。
 「鮎子さんが今までエースとしてチームを引っ張ってきて、(今年の)得点の中心になれるのは自分かなと昨年から思っていた」とエースとなる自覚を持ち続けていた齊藤。前回のインカレにおいて女子で得点していたのが林と齊藤のみだったため、そう考えるのは自然かもしれない。だが、思いだけではどうにもならないものもある。だからこそ、エースの自覚に加えて合宿での強化という二つのことが、今大会の好成績につながったに違いない。

優勝へ向け

 齊藤は、インカレを「どれも僅差で優勝を逃しているので悔しい」と振り返った。たしかにGSでは100分の6秒差で2位、SLでは3位と100分の1秒差とあと少しでという結果となっている。結果だけを見るともどかしく感じるが、裏を返せば確実に優勝できる力を有しているということだ。
 3年生ながらにエースという立場を自覚し、見事体現した齊藤にはまだ1年残っている。その1年であと少しの差を埋め、次こそは優勝した姿をみせてくれるはずだ。表彰台の真ん中で齊藤の笑顔を見られる日は近いだろう。(小倉明莉)

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成長した滑りを見せた齊藤(撮影・鳥越花音)

村上コンバインド5位

 「4年間で一番充実していた」。大会後のインタビューでそう答えた村上純人(令元年度卒)。コンバインド部門では5位、専門外のクロスカントリーリレーでも法大として10位入賞と好成績を収め、大学最後のインカレを締めくくった。

 コンディションの不調や緊張などで、これまではインカレを楽しむ余裕がなかったと語っていた村上は今大会までの期間、ウエートトレーニングを重点的に行ってきた。ジャンプのテイクオフ時にインパクトを与えられるよう脚力の強化をしたり、クロスカントリーでのキックの動作や、ストックを押す力を鍛えたりと、日々勝つための準備に励んできた。

 そのような村上の不断の努力が実ったのが大会1週間前の国体での入賞だ。この入賞で得た自信と勢いをそのままにインカレに臨んだ。コンバインドのジャンプでは自身も「ここにきて一番いいジャンプができた」と入賞圏内の7位につけ、続くクロスカントリーでは3位と健闘を見せると見事コンバインド部門で5位入賞。競技生活最後の大会で有終の美を飾った村上はスキー部での4年間に笑顔で終止符を打った。(春名結衣)

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4年間を笑顔で終えた

塩入連覇逃す

 今大会で大学生としてのスキー生活に幕を閉じることになった法大の絶対的エース塩入資(令元年度卒)。前回優勝したGSでは4位にこぎ着けるも、今シーズン調子のいいSLでは思うような結果を残すことができなかった。しかし、「変に勝ちを意識しすぎたので今回失敗してしまったが、今後競技者としてやっていく上でいい経験になったと思う」と本人は至って前向きだった。

 卒業後は学生時代からのスポンサーである会社に引き続き支援してもらいながら、これまでと同様に、日本と欧州の大会を行き来する予定だ。目指すは2022年北京五輪出場。今後の彼にも目が離せない。(鳥越花音)

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卒業後の活躍に期待だ

◇今大会の主な成績◇

【コンバインド】

種目順位選手名(学年・学部)ジャンプ(得点)クロスカントリー(時間)
男子1部NH 5位 村上純人(令元年度卒) 104.5⑦ 24:53.0③

※種目横の丸数字は種目別順位

【アルペン】

 
種目順位選手名(学年・学部)一本目二本目合計
男子1部GS 4位 塩入資(令元年度卒) 54.65 58.32 1:52.97
女子1部GS 2位 齊藤実祐(社4) 51.54 51.54
女子1部SL 4位 43.06 48.58 1:31.64
9位 越後英美華(現3) 44.15 49.92 1:34.07
 
 
 
 
 

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