サッカー

【サッカー】第93回関東大学サッカーリーグ戦 第15節 法政大1-0中央大 途中出場の田中和樹が決勝弾!流れを変える采配ズバリで2連勝!

第93回関東大学サッカーリーグ戦 第15節 法政大ー中央大
2019年10月6日(日)
山梨中銀スタジアム

 前節に劇的なロスタイム弾で後期初勝利を収めた法大は連勝を目指して中大と対戦。勢いに乗りたいところだったが、なかなかチーム全体のリズムが噛み合わず、イージーミスを繰り返して相手に主導権を握られる苦しい展開に。この嫌なムードを変えたのは後半に投入された田部井涼と田中和樹だった。76分に田部井のCKからこぼれ球を田中が押し込んで先制に成功。ワンチャンスで奪った1点を守り切り、2~3節以来となるリーグ戦2連勝を果たした。

kazukigoal R
 苦しい時間を乗り切ってゴールを奪った

試合結果

トータル試合結果


法政大学
0 前半
中央大学
後半 0

試合スタッツ

時間経過大学選手名得点経過
64分 交代 法政大学 末木→田部井  
71分 交代 法政大学 橋本→田中  
76分 得点 法政大学 田中和樹 1-0
88分 交代 法政大学 長谷川→平山  

スターティングメンバー

背番号 ポジション  選手名 学部・出身校
GK 山岸健太 経済4・前橋育英高
24 DF 宮部大己 経済3・法政第二高
2 DF 森岡陸 現福3・ジュビロ磐田Y
4 DF 蓑田広大 現福2・青森山田高
DF 高木友也 経済3・法政第二高
7 MF 末木裕也 スポ4・ヴァンフォーレ甲府Y
6 MF 大西遼太郎 社会4・ジュビロ磐田Y
8 MF 紺野和也 現福4・武南高
13 MF 長谷川元希 現福3・大宮アルディージャY
11 MF 橋本陸 経済4・西武台高
9 FW 松澤彰 現福4・浦和レッズY
サブメンバー
12 GK 中野小次郎 経済3・徳島ヴォルティスY
23 DF 関口正大 現福3・新潟明訓高
31 DF 白井陽貴 スポ1・矢板中央高
17 MF 竹本大輝 経済3・成立学園高
25 MF 田部井涼 経済2・前橋育英高
19 FW 平山駿 経済3・三菱養和SCY
28 FW 田中和樹 社会2・浦和学院高

※成績は試合終了時のもの

 試合後順位表

順位 大学名 勝点 試合数 勝-分-負 得点/失点 得失点
1位 明治大 42 15 14-0-1 35/7 28
2位 桐蔭横浜大 28 15 8-4-3 24/14 10
3位 立正大 27 15 8-3-4 30/17 13
4位 法政大 25 15 7-4-4 22/13 9
5位 筑波大 24 15 7-3-5 26/18
6位 順天堂大 24 15 7-3-5 19/17 2
7位 駒澤大 20 15 6-2-7 17/27 -10
8位 専修大 19 15 6-1-8 25/38 ‐13
9位 中央大 18 15 5-3-7 15/20 -5
10位 早稲田大 15 15 4-3-8 16/26 -10
11位 東洋大 8 15 2-2-11 11/25 -14
12位 流通経済大 5 15 1-2-12 12/30 -18

 

後期リーグ途中経過

日付 対戦校 結果 会場
12 9月14日 流経大 △1-1 龍ヶ崎市陸上競技場たつのこフィールド
13 9月21日 筑波大 △0-0 龍ヶ崎市陸上競技場たつのこフィールド
14 9月28日 桐蔭大 ○2-1 奥戸総合スポーツセンター
15 10月6日 中大 ○1-0 山梨中銀スタジアム
16 10月12日 専大   前橋総合運動公園
17 10月19日 順大   前橋総合運動公園
18 10月26日 明大   Shonan BMWスタジアム平塚
19 11月2日 東洋大   県立保土ヶ谷公園サッカー場
20 11月9日 早大     千葉県総合スポーツセンター東総運動場
21 11月16日 駒大  
相模原ギオンスタジアム
22 11月23or24日 立正大  
未定

マッチレポート

  前節は2位の桐蔭大を相手に劇的なロスタイム弾で勝利を収めた法大。今節は山梨中銀スタジアムで中大との『八王子ダービー』に臨む。黒星スタートとなった今季の開幕戦と同会場・同カード。リベンジを果たす絶好のチャンスだ。

 しかし、法大は立ち上がりからイージーミスを連発。なかなか攻撃の形を作ることができない。13分、大西遼太郎のミドルシュートをブロックした大久保智明がそのまま中盤を独走して中大がカウンターを仕掛ける。数的不利のままゴール前への侵入を許したが辛うじて持ちこたえた。15分には宮部大己が自陣深くでボールを奪ったものの、すぐさま加藤陸次樹に奪い返されるピンチを迎えた。どうにか流れを落ち着かせたい法大だが、起点を作れないままプレスバックが間に合った相手にボールを奪われ、中大の鋭いパスワークを前にますます後手を踏むという悪循環が続く。39分には紺野のパスミスを加藤(中大)にカットされてシュートを許し、山岸健太が正面でキャッチ。失点こそゼロに抑えたが、前半終了の笛が鳴る瞬間までチグハグな印象が拭えないままハーフタイムを迎えた。

 「狙いが合っていなかった」と長山一也監督が振り返ったゲームは後半に入ってからも中大に押し込まれる展開が続く。立て続けにエリア内でシュートを打たれ、いつ失点してもおかしくないような空気だった。すると長山監督は64分に末木裕也を下げて田部井涼を投入。珍しく1人目でボランチの交代カードを切り、なんとかしてリズムを変えようと画策。これが奏功し、68分にSB高木友也のさらに外を田部井が駆け上がるなど徐々に攻撃面の変化が生まれ始める。そして、71分に田中和樹をピッチへ送り出す。田中の仕掛けによって左サイドで起点を作り、同時に中大のキーマンである右ウイングの大久保に守備を意識させる事により、流れを引き戻すことに成功。法大は76分にCKを獲得し、ついに試合が動く。田部井のキックを松澤彰が競り、こぼれ球をゴールに押し込んだのは田中。苦しみ続けた法大が先制ゴールを挙げた。その後は再び中大に押し込まれる形となったが、1点リードでの守勢は想定内。85分には加藤(中大)のヘディングを山岸がスーパーセーブ。最後はしっかりと締めた法大が1-0で完封勝ちを収めた。

 苦しみながらもベンチワークで流れを変え、セットプレーのワンチャンスで勝ち切った法大はリーグ戦では2~3節以来の連勝。前線で90分間体を張り続けた松澤は「2連勝じゃ足りないですし、もっともっと上へ行けるチーム」と今日の勝利に満足する事なく先を見据えていた。一つでも上の順位を目指すべく、チーム一丸で次節の専大戦への準備を進めていく。(岩瀬斗真)

監督・選手コメント

長山一也監督

ー今日の試合を振り返って
内容は満足のいくものではなかったですけど、その中でも失点せずにセットプレーで点を取るという勝ち方を悪いながらにできた事は良かったです。

ー流れが悪いままハーフタイムを迎えましたが、どのように立て直して勝負をかけに行きましたか
ボールの動かし方を含めて狙いが合ってなかったですし、落ち着く所がなかったのでそこは交代選手を上手く使いながらでしたね。中盤で田部井(涼)を入れてちょっとリズムが変わりましたし、田中(和樹)はサイドでスピードを活かしながら起点になり、セットプレーでもしっかりと決めてくれたので、サブの選手が効果的に仕事してくれたのかなと思います。

ーリーグ戦が再開してから宮部(大己)選手のサイドバック起用が続いています
筑波大戦でコンディションが良くない選手がいる中、三笘(薫)くんのマークという形で使って良いプレーをしていたので引き続き起用しました。日頃のトレーニングもしっかりやっていますし。課題としては、もう少し攻撃面でも起点になってくれればという所はありますね。

ーリーグ戦での連勝は2~3節以来になります
リーグ戦では本当に結果を出せていなかったので、これからという感じですね。次も勝ちきれるように良い準備をしていきたいです。

 

松澤彰

ー今日の試合を振り返って
上手くいかない時間の方が多かった中で勝ち切ることができたという事で、勝ちながら修正していけるのはチームにとって大事だと思うので良かったです。課題はしっかり改善して次節に臨めるように準備していきたいです。

ー中銀スタジアムでの中大戦は開幕戦で敗北したカードでしたし、天皇杯もここで負けている中での一戦でした
その辺(相性面)はあんまり思っていなかったですけど、個人として開幕戦でハーフタイムに交代する苦い思い出があったので、今日は何としてでもチームの勝利に繋げられるようにプレーしました。

ー今日はフル出場を果たしました
久しぶりに90分立ったんですけど、疲れてたり上手くできない時にも皆とカバーし合えました。最後は守備に徹しようという時間帯だったので、そういう所をチーム全体で合わせられたのが勝利に繋がったのかなと思います。

ー田中(和樹)選手のゴールシーンではニアで潰れてこぼれ球を作り出しました
ほぼ空振りみたいなものでしたけど、ちょっと触って(コースを変えた)。サインも決まってますし、重要なポイントにポジショニングする事は選手一人ひとりが意識していました。強いチームはセットプレーで点を取るし、そうすれば苦しいゲームでも勝ち切ることができるので、その通りに行って良かったです。

ー4月以来のリーグ戦連勝となりました
2連勝じゃ足りないですし、もっともっと上へ行けるチームだと思っているので。3連勝以降を目指してインカレの出場枠に確実に入れるようにしていきたいです。

ー次節に向けて
やる事は変わらずに、今回の課題を次節に向けて改善していければ勝ちに繋がると思いますし、上位との差を縮める為にも3連勝が必要だと思うのでチーム全体で良い準備をしていきたいです。

 

田中和樹

ー今日の試合を振り返って
前半は難しい内容でしたけど、自分が出たら流れを変えるという気持ちで見てて、出てからはやる事を明確にしてゴールも奪えたので良かったです。

ーかなり流れが悪い前半でしたが、どのような印象を抱いてましたか
いつも通りの法政らしさが出せなくて、繋げる所でもミスが出たりはっきりしない所があったので、もっと明確にやれたらなと思っていました。

ー流れを変えた途中出場でしたが、交代前に監督やコーチから受けた言葉は
相手も疲れてるし、特長のスピードを活かしてどんどん裏に走ったり、ゴールに直結するプレーをしつつ守備面でもはっきりしたプレーを意識しようという事を言われました。

ー得点シーンを振り返って
あんまり覚えてないんですけど、コーナーから自分の前にボールが転がってきたのでとにかくゴールに向かって振り抜きました。

ー今季リーグ戦3ゴール目となりました
一時期は連続で取れていたんですけど、その後はゴールという形で活躍する事ができなかったので、今日のゴールをきっかけに試合に出たら毎試合点を取れるような存在になっていきたいです。

ー次節に向けて
今日残った課題を家に帰ってから詰め直して、来週から連勝していけるように準備していきたいです。

フォトギャラリー

  • nyuujou R鬼門・中銀突破を目指した
  • miyabe R宮部は対人守備で強さを発揮
  • akira R松澤は久しぶりのフル出場で勝利に貢献
  • motoki R1.5列目で自由に動き起点を作る長谷川

  • enjin R後半開始前に気持ちを入れ直した

  • tabei R田部井がサイドを駆け上がりリズムを変えたシーン

  • morioka R先発復帰の森岡は完封に貢献

  • yamaken Rビッグセーブ連発の山岸がマンオブザマッチに選出

 

 

 
 
 
 
 

最近の記事

 

S  85311501スポーツ法政 最新号

 

 

定期購読の申込み