硬式野球

【硬式野球】迎えた秋の『天王山』 一戦必勝で宿敵・慶大から勝ち点を奪取せよ! 東京六大学野球秋季リーグ戦 対慶大戦展望

東京六大学野球秋季リーグ戦 対慶大
2019年10月13日(日)
神宮球場

 前カードで昨季王者・明大から連勝で勝ち点を奪取し、勝ち点を3とした法大。明日から始まる慶大との戦いはまさに『天王山』と言って良いだろう。開幕6連勝の法大に対し、慶大も4連勝でいまだ無敗。このカードをものにした方が優勝に大きく近づくこととなる。また、法大にとって慶大は昨春から3季連続で勝ち点を落としている因縁の相手。何としてもここを制し、悲願の優勝へ。今季最大の正念場が、明日から始まる。

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主将の郡司は今季ここまで好調を維持している

第4週終了時点リーグ戦結果(10/13現在)

順位 試合勝利敗戦引分勝点勝率
1位法大 ――   ○○ ○○ ○○   6 6 0 0 3 1.000
2位慶大   ――     ○○ ○○ 4 4 0 0 2 1.000
3位早大 ●●   ―― ●○○   ○○ 7 4 3 0 2 .571
4位明大 ●●   ○●● ――   ○○ 7 3 4 0 1 .429
5位立大 ●● ●●     ――   4 0 4 0 0 .000
6位東大   ●● ●● ●●   ―― 6 0 6 0 0 .000

慶大戦展望 

 開幕から6連勝と絶好調の法大。先週の明大戦では、1戦目は投手リレーで完封、2戦目は1失点と昨季不調だった投手陣が獅子奮迅の活躍でチームを支えている。そのリーグ防御率1位のチームと今週対峙するのは、リーグ打率1位の慶大。まさに『矛』と『盾』の対決だ。

 強打の慶大を支えているのはここまでリーグ戦首位打者の正木智也。東大二回戦では先制の適時打を放ち、立大二回戦でも先制のソロ本塁打を放つなど4試合のうち、半分の試合で正木のバットから先制点を生み出している。さらに主将の郡司裕也、リーグ通算8本塁打の中村健人など、規定打席到達者で打率.300を超えている選手が6名もいる強力打線。代打にも粒ぞろいな選手が控え、ベンチの選手も侮れない。

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現在首位打者の正木(上)と主将で4番の郡司には要注意だ

投手も豊富で、今季防御率5.87とあまり調子の上がらない高橋佑樹の穴を埋めるかのように森田晃介が快投を見せている。東大2回戦で6回無失点と好投すると、立大2回戦では9回1安打完封。小気味いいテンポの投球フォームから放たれる球は非常に厄介になってくるだろう。

 その慶大戦のキーマンとなる選手は宇草孔基(営4)。開幕三戦目まで安打が出なかったものの、早大2回戦、明大2回戦でマルチ安打を放ち、盗塁も2つ決めるなど、調子を上げてきている。舩曳海(キャ4)も状態を上げてきている1人で、この俊足コンビが法大打線にアクセントを加えてくれれば、盤石の投手陣に託すことができる。

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状態を上げてきた舩曳

 朝山広憲(法4)、高田孝一(法3)の両先発は抜群の安定感を誇る。救援陣はロングリリーフも可能な鈴木昭汰(キャ3)や、左キラー・新井悠太朗(営4)、角度のある直球を投じる内沢航大(キャ4)、そして絶対的守護神・三浦銀二(キャ2)とここ数年で1、2位を争うほど、計算できる投手がそろう。

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今季、法大の防御率はここまで0.67と驚異の数字をたたき出している

 慶大とは実に昨年春から3季連続で勝ち点を落としている相手で、記憶に新しいのが昨秋の第3戦までもつれ、延長の末に惜しくも敗れた戦い。嫌な記憶も頭をよぎる。だが、青木久典監督が「ここまで一戦必勝できている」と明大戦後に語ったように、1試合にかける思いは強い。今こそ『結束』の力を見せる時、優勝に向けての『天王山』を何としてでもものにする。

(加瀬航大)

 
 
 
 
 

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